雨天時、ロードバイク(クロスバイク)で通勤する時の安全対策とは?

雨天時、ロードバイク(クロスバイク)で通勤する時の安全対策とは?

2022年度がスタートしてあっという間に春!
通勤の満員電車に揺られるのにも疲れますよね。

そんな状況の中、ロードバイクやクロスバイクでの自転車通勤が注目を集めています。
渋滞も関係ないので時間を読みやすいし、健康にもよく、ストレス解消にもなるのが自転車通勤。

しかし、いつか必ず雨は降ります。
そんなときはどうしたらいいのか、何が必要か、知っておいたほうがいいことなどがあるのでぜひ参考にしてみてください。

運転時のリスク・注意点・安全対策

雨の日に想定すべきリスクとは?

  • 視界不良

    ロードバイクやクロスバイクはスピードが出やすい構造になっていますので初心者の方は慣れるまでは運転しにくいかもしれません。
    そこに雨などの外的要因がプラスされると、パンクの原因になる小石やガラスが道路にあっても見えにくくなります。
    さらには雨粒が目に入り視界が妨げられるときはクリアのサングラスや眼鏡も効果的です。
    ※但しサングラスや眼鏡にも水滴が付きますのでコマ目に拭き取りが必要です。

  • ブレーキがききにくい

    リムとブレーキシュー、タイヤと道路の間の摩擦が雨により減るので普段の感覚よりも止まるのが遅くなります。
    安全を守るためいつもよりスピードは抑えて乗るようにしてください。最近主流になりつつディスクブレーキは雨に強いと言われていますが効きが良い分ブレーキでのスリップに注意しましょう。

  • スリップ

    ロードバイクのタイヤはいかにも雨で滑りそうですが、タイヤが"細い"から"滑る"というのはそこまで関係がありません。
    それよりもマンホール、排水溝の金網、白線の上などはどんな自転車でも驚くほど滑ります。
    通過するときには力まず真っ直ぐ、曲がることはなるべく避け、停止する際に足を着くときも気を付けてください。
    また雨の日のスリップを防ぐのに空気圧を下げるというのも有効的です。
    通常より10%ほど空気圧を下げるだけでもタイヤと路面の摩擦係数が増えますのでスリップ予防になります。
    昨今では欧米のレースでも空気圧が下がり始めているという話を聞きますので空気圧の調整は色々試してみましょう。

  • 追突されるリスク

    車のドライバーに気付かれず追突されるリスクもゼロではありません。夜間でなくともテールランプの使用や、目立つ色のレインウェアなどを着るようにするとリスクを減らすことができます。

雨の日に準備したい安全対策

まずは自転車ではない他の手段も考えてみる事も重要です。なぜなら基本的には自転車は雨の日に最適の通勤手段ではない場合もあります。
自転車通勤しか手段が無い人はいつもより時間に余裕を持って自宅を出るなどすれば無理な運転をせずに通勤できると思います。

 

雨の日に必要な装備とは?

身に着けるもの

  • レインウェア上下

    出勤後にどの程度着替えられたりシャワーを浴びたりできるかで装備は変わりますが、体が濡れて冷えたり、通気性が良くないものを着用して蒸れたりすると仕事のパフォーマンスにも影響が…。スポーツタイプの自転車は前傾姿勢になるので普通の雨具だとお尻や背中が濡れやすかったりもするのでなるべく専用のものを購入したほうがいいと思います。ポンチョタイプは着脱は楽ですが余る部分が多いため通勤時のロードバイクには適さないかもしれません。

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  • レイングローブ、シューズ

    雨用のレインググローブとシューズカバーを持っていると便利です。
    グローブは雨天に関わらず転倒時の怪我防止にもなりますので着用したいアイテムです。

  • ヘルメットカバー、アイウェア

    ヘルメットから雨の侵入を防ぐカバーを一つ持っておくと便利です。
    アイウェアは目に水滴やゴミが入ると運転中とても危険なので晴天雨天関係なく着用すると良いです。

自転車の装備

  • テールライト

    自転車には後方用に反射板もしくはテールライトを必ず付けなければいけませんが、視認性が格段に上がるのでライトにしましょう。

  • 泥よけ

    ロードバイクには泥よけがついてません。
    雨の日に限らず通勤する際に服が汚れることを防ぐために付けておくのもアリだと思います。
    着脱可能な泥よけもあるので使用目的によって使い分けるのがいいと思います。

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ロードバイクで走った後の車体メンテナンス

  • 綺麗にする

    雨天の走行後は泥や砂、そしてもちろん水に濡れています。
    錆の原因や部品の性能を下げたり消耗を早めることになるのでメンテナンスが必要になります。
    いきなり拭き取ろうとすると付着している泥などで擦れてボディを傷つけてる場合がありますので、可能であるなら一度水で汚れを流してから拭いたほうがいいと思います。
    ネジ頭などの小さい箇所も錆びると外すとき大変なので丁寧に水分を拭き取ってください。
    ワイヤーやギアなどを拭くときは吸水性が高く繊維が絡まないようなもの(ウェスや着古したTシャツなど)で拭くようにしましょう。

  • 注油、グリスアップ

    チェーンの錆は一番気を付けたいところです。なるべく綺麗にしてから注油してください。スプロケットも分解は難しいですがこまめに注油しておきましょう。
    ボトムブラケットも地面に近いため汚れやすいです。チェックを忘れずにグリスを使ってしっかりメンテナンスしておきましょう。
    これらは通勤時に限らずロードバイクに乗るときに必要な技術、装備、知識ですので楽しみながらしっかり身に付けておいてください。

雨でも自転車通勤していいの?道路交通法を知る

"雨が降っているときは自転車に乗ってはいけない"という法律や条例はもちろんありませんが、禁止されている乗り方はありますので知っておきましょう。
道交法そのものに"傘差し運転の禁止"はありませんが道交法71条「運転者の遵守事項」の6号に都道府県公安委員の規制に委任する旨が明記されていて、そして多くの都道府県では傘差し運転は禁止されており、5万円以下の罰金を課せられることがあります。
その他にも傘を器具で自転車に固定しての運転、スマホやイヤホンを使用しながらの運転も処罰の対象となる場合が多いので気を付けましょう。

そもそも自転車通勤するには、会社との労働契約:労災保険を知る
労災(労働者災害補償保険)の対象になるのは"業務災害"と"通勤災害"です。自転車通勤途中での事故等は通勤災害になります。
基本的には“合理的な経路及び方法”ならば労災認定されるのが一般的です。
しかし、運動も兼ねて遠回りをしてる途中や日用品以外の買い物などをした帰りなどは"合理的な経路及び方法"と認められない可能性もあります。
会社側には電車通勤と申告していて実際は自転車で通勤してる場合も"合理的な経路及び方法"と認められれば労災の対象になりますが、就業規則違反になり懲戒や刑事罰の対象になるかもしれないことは知っておきましょう。
もちろん誰もが被害者だけでなく加害者になる可能性もあり、その場合に会社側は使用者責任を負うこともあるかもしれません。
自転車での通勤は予め会社側と合意をしておくことをおすすめします。


それではみなさん自転車通勤を安全に楽しむために、必要最低限の知識と装備を持ってトライしてください。
素晴らしい自転車通勤をお楽しみください!


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タグ: バイク

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