陸上・マラソンをテーマにした漫画おすすめ5選

陸上・マラソンをテーマにした漫画おすすめ5選

世にスポーツ漫画は沢山あり、マラソンなどの長距離走をテーマに描かれたスポーツ漫画も例外ではありません。
最近の漫画は登場するキャラクターが魅力的でストーリー展開が面白いだけではなく、実際のトレーニングにも活かせる、参考になる情報も掲載されています。
その理由は綿密な取材によるものはもちろん、内容の監修にプロのアスリートやコーチを起用しているので、現場での経験が裏付けされた内容となっているからです。
読者はリアリティを感じるだけでなく、走るモチベーションも上がり、自身の走りも向上する読み物としても成り立っていると言えます。
この記事では陸上・マラソンをテーマにしたおススメの漫画を5つご紹介します。
是非読んでみてください。

①ウィメンズ・ラン

主人公の女性、萌は、小太りだった会社の上司がマラソンを始めたことで痩せた姿に衝撃を受けます。
そんな上司からランニングの誘いを受け、断りきれずに走り始めるスポーツ漫画です。
主人公はランニングどころかスポーツの経験がない女性であり、そんな人がランニングを始めるにあたっての葛藤や、実際に始めてみたものの分からない事だらけで悩んでしまう姿が描かれています。
よってこの漫画は、これからランニングを始めてみようと思っている人や、最近ランニングを始めてみたものの、なかなか長続きしないという人が悩みを解消するにはおススメの漫画です。
ランニングの入門書として読むとよいでしょう。
・連載雑誌:週刊漫画TIMES
・連載時期(配信開始):2016年11月22日
・巻数:全1巻
・作者:坂辺周一

②かなたかける

走ることが大好きな主人公の少女・桜庭かなたが、東京から駅伝の聖地である箱根の小学校(箱根青空小学校)に転校してくるところから漫画が始まります。
かなたは走るのが大好きで、綺麗なフォームで走るのですが、残念ながら鈍足。
それでもみんなと、仲間と走りたいという気持ちから小学生駅伝チームを結成します。
優勝できずにかなたも東京に戻ってしまって小学生編は終わるのですが、次の中学生編では、かなたが箱根に戻ってきて再び駅伝チームを結成して走り始めるのです。
2022年現在、漫画の連載は休止していますが、大学生編が始まることが告知されています。
この漫画は、走ることは楽しいことだと知るだけでなく、駅伝を通して仲間との絆を深めていくことにも重点が置かれていますので、マラソンは決して一人だけのスポーツではないことを知るにはとても良い漫画です。
・連載雑誌:週刊ビッグコミックスピリッツ
・連載時期:2016年1月4日~2018年9月3日(現在休止中)
・巻数:全10巻
・作者:高橋しん

③風が強く吹いている

主人公の大学生、蔵原走(カケル)は天才ランナーなのですが高校時代に自ら引き起こした暴力事件によって部活動を辞め、走る事すらも辞めてしまっていました。
ある夜に万引きをしてしまい逃げるために走っていたところ、とある人物に自転車で追っかけられ、ある問いを投げかけられます。
「走るのは好きか?」
つい足を止めてしまった相手は同じ大学に通う清瀬灰二(ハイジ)。
ハイジもかつては強豪校で走っていたランナーでしたが、足にケガを抱えていて満足に走れない状態で、現在は学生寮の寮長をやっていました。
カケルを寮にいざない、その歓迎会で「ここにいる10人で箱根駅伝を目指す!」と宣言するところから物語が始まるのです。
この漫画の元は小説であり、そのストーリーの面白さから漫画となり、そして地上波でアニメ化もされた作品です。
カケルとハイジの寛政大学は無事に予選会を突破できるのか?そして本戦ではどんな成績を納めるのか?
この漫画は箱根駅伝の楽しさはもちろん、メンバーの色々な葛藤や考えを読者も受取りながら読める漫画となっています。
・連載雑誌:週刊ヤングジャンプ ⇒ 月刊ヤングジャンプ
・連載時期:2007年11月~2009年3月
・巻数:全6巻
・原作者(小説):三浦しをん(小説は新潮社から出版)
・作画:海野そら太

④マラソンマン

主人公の小学生、高木一馬は酒飲みの父、勝馬のことを軽蔑していたが、ある日父が昔は大会にも優勝した優秀なマラソンランナーであることを知ります。
それをきっかけに自身もマラソンに興味を持ち、そして父親がマラソンランナーとして復活するためのコーチとしても成長していきます。
しかし、父親はとあるレースにて体を酷使してしまい、不幸なことに亡くなってしまうことで一馬もマラソンを辞めてしまうのです。
大学でも最初は水泳部として推薦入学するのですが、マラソンへの想いを断ち切ることができずに奨学金を断って競走部に入部し、再びマラソンを走り始めます。
最終章では、親友を亡くしたことで再びマラソンを辞めてしまうのですが、大学の先輩との再会をきっかけに再び走り始めます。
あらすじを見ると分かるように、この漫画は何度も挫折を経験しても何度も立ち上がることを教えてくれる漫画でもあります。
・連載雑誌:週刊少年マガジン
・連載時期:1993年7月~1997 年2月
・巻数:全19巻
・作者:井上正治
・作品URL:https://kc.kodansha.co.jp/title?code=1000001932

⑤奈緒子

後に父も呼ばれた「日本海の疾風(かぜ)」と呼ばれる天才ランナーの壱岐雄介が主人公の物語です。
漫画のタイトルになっている篠宮奈緒子は大企業の社長の令嬢であり、実は雄介の父である壱岐健介は海に落ちた奈緒子を助ける為に死んでしまうのです。
その奈緒子から見た雄介、壱岐家について物語が進行していく漫画です。
当初は奈緒子に対し厳しい言葉を浴びせたり、敵意を抱いていた雄介ですが、人としてもランナーとして成長していき、父親のマラソンを走りたかったという夢を受け継いてマラソンへ挑戦します。
最初は喘息で体も弱かった奈緒子自身も走り始め、短距離から長距離に転向し、駅伝大会にも出場するようになります。
走ることを通して交流が深まり、そして、高校を卒業するときに二人はどういう道を選ぶのかが描かれた作品です。
また、物語の終盤では『奈緒子 新たなる疾風』とタイトルが変更されています。
この漫画はマラソン、長距離走とは人の人生そのものだと語り掛けている漫画でもあると私は感じています。
・連載雑誌:週刊ビッグコミックスピリッツ
・連載時期:1994年~2003 年
・巻数:全39巻(奈緒子:33巻、奈緒子 新たなる疾風:6巻)
・原作:坂田信弘
・作画:中原裕

まとめ

マラソンというスポーツは長距離を走るスポーツであり、マラソンに限らずスポーツ漫画といえばどうしても努力や根性と紐ついてしまいがちですが、今回チョイスした漫画はそんな堅苦しいものではなく、物語として楽しめる漫画ばかりです。
特に「ウィメンズ・ラン」はジョギング初心者のためのノウハウ集でもあり、「かなたかける」や「奈緒子」は少年少女の成長物語でもあります。
「風が強く吹いている」と「マラソンマン」は、挫折をいかに乗り越えるか、どう対処するのかにも重きが置かれているので、生き方としても参考になる部分が沢山あります。
陸上・マラソンがテーマではあれども、どれも面白い作品でありますし、そして走ることはとても楽しいことだとも教えてくれる漫画なのです。
漫画を読んだ後は是非、実際にあなた自身が走ってみてください。
とても楽しくて爽快感を得られることを私がお約束します。
タグ: マラソン