メリノウールは、アンダーウェアにとっての究極の選択肢です。
その優れた特性が夏は涼しく冬は暖かく、さらには臭いを抑え、汗冷えを防ぎます。
この完璧な素材の本来の持ち味を形にしたのがR×Lのメリノウール100%のボクサーパンツです。
快適な履き心地は、トレイルランニングやウルトラマラソンなどの
激しい活動だけでなく、普段の生活にもプラスの影響をもたらします。
汗冷えしない、肌離れがいい
快適性を長時間維持
ウールの表面は「スケール」といわれる鱗状になっています。水蒸気はウールの中に吸収されますが、水分はこのスケールの表面でガードされ濡れた状態になりません。このウールの特性である濡れた感じがしない状態が『汗冷えしない』『肌離れ』効果をもたらします。ハードな環境のトレイルランニングや登山、長時間のウルトラマラソンなどにもおすすめです。
オールシーズン活躍
夏は涼しく、冬は暖かい
ウールは調温調湿効果を兼ね備えており衣服内での蒸れを軽減し、絶妙な吸湿・放湿性を実現しています。熱伝導率が低いため、夏は涼しく冬は暖かく快適に着用できます。ウール素材は冬のイメージが強いかもしれませんが、実はオールシーズン着用可能です。是非、夏にもお試しください。
チクチクしない
メリノ100%の贅沢な履き心地
17.5μの極細のスーパーエクストラファインメリノ糸を使用。ウール特有のチクチクを感を限りなく低減し、ソフトな風合いを実現しました。
この特性を最大限に活かすために敢えて強度を上げるためのナイロンやポリエステルを身生地には入れず「メリノウール100%」にこだわりました。
天然素材がもたらす
自然由来の消臭・抗菌作用
メリノウールは、自然由来の消臭・抗菌作用を持つ天然素材です。微細な皮脂腺や鱗片状の構造が細菌の繁殖を防ぎ、天然の羊毛脂が細菌の成長を抑制します。そのため、メリノウール製品は長時間着用しても臭いが発生しにくく、清潔で衛生的な着用感を提供します。
人と地球にやさしいZQメリノ
「ZQ認証」を取得したトレーサビリティ可能なウールを使用しています。この認証は、ザ・ニュージーランドメリノ・カンパニー社が導入し、羊毛生産農家が持続可能な慣行を実践することを保証します。
ZQ認証を受けたウールは世界の羊毛産毛量のわずか1%程度しかなく、希少性が高い原料です。また、ウールは天然繊維であり、再生可能で生分解されるため、環境への負荷が少ないという利点から、近年注目を集めています。
メリノの特性を最大限に引き出す
各部へのこだわり
国内の編立工場で編まれた生地、縫製、素材、パターン...すべてにおいて妥協のない品質を追求しました。これらの要素は、メリノウールの優れた特性を最大限に引き出すためにバランスされています。
フラットシーマ縫製
肌触りの良い生地の特性を活かすために、技術力の高い日本の縫製工場で可動部分の縫製が平らになるフラットシーマで一つ一つ丁寧に縫製しました。縫製が気にならない作りは「静」「動」どのようなシーンにも身体への生理的なストレスを感じさせません。
フロント部2重仕立て
メンズはフロント部をレディースは股部を2重仕立てにすることで、透け感を気にする必要がありません。
メンズのフロント部分には、1枚の生地をモールド(金型)にはさみこみ、熱処理を加えて立体成型に仕上げるモールド加工。縫い目無しのストレスフリーでフィット感もアップしています。
レディースは長めの丈
女性に嬉しい長めの丈を採用。メンズより長めのボクサー丈で履いた時も安心感があります。
ウエストゴム
ウエスト部はきつ過ぎない3cm幅のゴムを使用。メリノの肌触りを妨げることがないよう、締め付け具合、素材にもこだわりました。
開発者VOICE
メリノウールを使用するアイテムとして、ソックスとインナーパンツほどその効果を感じられるアイテムは無いかもしれません。
天然素材のメリノウールの性質は、夏は涼しく、冬は暖かく、調温調湿効果があり、臭わないという効果があります。そしてソックスではすでにその効果を感じて頂いている方も多くいますが、インナーパンツへの挑戦を今回する事にしました。R×Lのメリノウールアイテムは肌に触れる部位のアイテムを多く手掛けていますが、インナーパンツというメリノウールに最も最適な部位をここまでやってこなかった事には理由がいくつかあります。
1番目は素材。ソックスやTシャツ、アクセサリーで使ってきた素材よりも100%ウールの素材に拘りたかったが良い素材に出会えなかった。
2番目はちょっと書きにくいのですがコストです。ソックスと同じようにインナーパンツの価格は低価格が多くメリノウールのインナーパンツは高価格になるので正直躊躇していました。
でも、今回このZQという認証を取ったメリノウール100%の生地に出会い、最初に頭に浮かんだのが作りたかったインナーパンツでした。2022年夏にサンプル作成が始まり、同秋にはサンプルを履きだしました。形状や縫製をいくつか試しながら1年半もサンプルを履き続け、この素材の良さを一段と感じる事になります。1月にハーフマラソンを走って汗をかき着替えずにそのまま食事に行ったときは部位によっては濡れているにも関わらず冷える事なく、気付いたら乾いていました。そして不思議なのがそれでも臭わない事です。ポリエステルとかだとニオイが機になる事があるのですがウール100%の消臭力を改めて感じた時でした。
着替えを多く持って行けない環境や、すぐに洗濯できないような環境にも最適です。