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ハセツネ30Kリレーインタビュー① 小笠原光研選手【第16回(2023年)優勝】
小笠原 光研選手
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来歴:
2021年・2022年 テイネトレイル ロング 優勝
2022年 The 4100D マウンテントレイルin野沢温泉37㎞ 優勝
2022年 Golden Trail National Series Japan 総合2位
2022年 Golden Trail Final(open)総合5位
2023年 ハセツネ30K 優勝
トレイルランニングとの出会い
ーー学生時代はサッカーをされていたと思いますがそこからからトレイルへ舞台を移して、そしてハセツネにチャレンジしようと思ったきっかけは何ですか?
ハセツネの魅力と向き合い方
ーー昨年はトレイル日本代表にも選出され世界でのレースも経験されている小笠原選手ですがこのハセツネにしかない魅力等ありますか?
小笠原:ハセツネは日本のトレイルランニングの大会の中でも知名度がトップクラスにあるだけでなく歴史がある大会だと思っています。
そんな大会の歴史に名を刻みたいという他のレースにはなかなかない思いを持って走ることができるところが一番の魅力です。
ーー昨年はハセツネ30Kにて優勝されていますがどのようなトレーニングを行い、どのような準備をしていきましたか?
小笠原: 山でのトレーニングをすることが多いです。
この時期の*北海道は雪が溶けていないことが多く山でのトレーニングは難しいのですが、昨年の札幌の低山は雪溶けが早く残雪がありながらもトレーニングできました。
*北海道在住
ハセツネ30Kのレース中、一番きつかったことは何ですか?またどのように乗り越えましたか?
小笠原:「*Ruy」のサポートアスリートとしての初戦だったので、「結果を出さないと」というプレッシャーが少なからずありました。
もともとプレッシャーがある方が頑張れる方なので良い刺激になりましたが、これまでよりも責任感と緊張がありました。瑠偉さん(上田瑠偉選手)からもそんなに競う必要はないと言っていただけてたので、思いっきり臨めました。
*Ruy:上田瑠偉選手が手掛けるオリジナルブランド
ーーハセツネ30Kに参加する方、今後参加を考えている方に何かアドバイスはありますか?
小笠原:順位を狙っていく場合には、シングルトラックや狭い場所が多くなる前の「西戸倉 登山口(地図①)」までの位置取りが重要になります。
12km地点の登り(地図②)まででいかに脚を使いすぎないかがポイントだと思います。前半は急登が多く大変だなと思いながら登っていたような気がしていて、後半の15km地点くらいからの登りはコースマップの高低差よりも意外と登りやすいイメージが残っています。
ただ前半で使いすぎると脚が残っておらず、しんどい思いをするかもしれません。
トレイルランニングに必要なアイテム
ーートレランの際に身に着けるアイテム、携行アイテムにこだわっているものは何ですか?特にこだわっているものは?
小笠原:必携品を全て持つことはもちろんですが、よりコンパクトにすることにこだわっています。身につけるアイテムはパンツと靴、靴下にもこだわっています。
トレイルランニングにおいてパンツは非常に重要で、ポケットの位置や数、機能性は特に大事でジェルの出し入れや小物の携行品を入れることができるかはレース中のストレスを減らすポイントです。靴は距離やサーフェイスを考えながら選んでいます。
靴下は五本指タイプよりもラウンド型の方が気に入っており、さらに靴の中で滑らないことと厚すぎない適度な厚さのものを選んでいます。
ーーレースでおすすめのR×Lアイテムを教えてください。
小笠原:"シームレスアームカバー"と"RUY SPEED"です。
シームレスアームカバーは、自分の好みに合わせて切って使用できるのが斬新ですし、締め付けが強すぎないところが好きです。ハセツネ30kでも気温によっては出番があるかもしれないです。
また、靴同様に靴下にもこだわっています。多くの靴下を一年で試しましたが、RUY SPEEDと出会い、この靴下が足に合い契約したいと思いました。靴の中で滑らず且つ蒸れが少ないところが気に入っています。