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ハセツネ30Kリレーインタビュー② 吉田香織選手【第9回(2017年)・第10回(2018年)優勝】
吉田 香織選手
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来歴:
1999年 アジアクロスカントリー優勝
2002年 横浜国際女子駅伝日本代表
2006年 2016年 北海道マラソン優勝
2010年 2012年 ゴールドコーストマラソン優勝
2015年 さいたま国際マラソン日本人トップ
2017年 2018年 ハセツネ30K第9回・10回二連覇
2018年 サロマ湖ウルトラマラソン50km総合優勝·大会記録
2018年 2019年 富士登山競走5合目の部優勝
2019年 青梅マラソン優勝
ハセツネ30Kに挑戦した経緯
ーー吉田選手はフルマラソンをメインに活動されていますが、そんな中トレイル、ハセツネ30Kにチャレンジしようと思ったきっかけは何だったのでしょう?
吉田香織選手(以下:吉田):マラソンのオフシーズンにロードでは培えない筋力アップと、自然のなかでのリフレッシュを求めて山に入るようになったのがトレイルをやり始めたきっかけです。
ハセツネ30Kは、トレランの登竜門的な大会と聞いたのでチャレンジしてみようと思いました。
ーーこれまで、何回ハセツネ30Kに出場しているのですか?
吉田:第9回(2017年)と第10回(2018年)の2回のみです。
ーーその2回とも優勝されているんですね!!
ハセツネ30Kの魅力
ーーハセツネ30Kにしかない魅力などありますか?
吉田:競技性の高い大会であることでしょうか?
景色を楽しむ、エイドを楽しむ、というコンセプトではなく、あくまで順位やタイムを競う意味合いが強いのが魅力だと思います。
ーーハセツネ30Kに出場するにあたりどのようなトレーニングを行い、どのような準備をしていきましたか?
吉田:冬の間は山に行かないので正直ぶっつけ本番でした。
ただ、ロードシーズンから間髪入れずにあるレースなので心肺機能やスピード感覚には優れた状態でチャレンジできたのは良かったです。
ふくらはぎや足底を中心にした筋トレはトレランをやらない時期も行なうので、それは有効だったと思います。カーフレイズがオススメです!
ーーハセツネ30kのレース中、一番きつかったことは何ですか?またどのように乗り越えましたか?
吉田:30kmしかないのでスピードレースであり、景色を楽しむ余裕が全くないことがきつかったです(笑)。
それから花粉症絶頂なのでレース後数日も何かと体がしんどかったですね。心を無にして日にち薬で時間が過ぎゆくのを待つのみです。
ーーハセツネ30Kに初めて参加される方も入ると思います。そんな方にエールをお願いします!
吉田:怪我しそうな危ない箇所は無理して攻めなくてokです。あとは、キツいのは当たり前なので、自分でエントリーした以上キツいのも含めて文句言わずに楽しんでください(笑)
トレイルランニングに必要なアイテム
ーー最後に、トレランの際に身に着けるアイテムについても教えてください。携行アイテムで特にこだわったものは何ですか?
吉田:特にこだわったのはシューズ、ソックス、バックパック、ジェル、膝のテーピングです。
ロードとトレランのギアの違いについて当初はわからないことが多かったので、基本に忠実に、トレランを先に始めた諸先輩方のアドバイスをもとに揃えました。
ーーレースで役に立ったR×Lアイテムを教えてください。
吉田:やはり靴下です!
ロードに比べてトリッキーな分、フィット感やホールド感はカギになると思います。アールエルのソックスに限ります!
私はロードでも履き慣れた安心感のある19R(現行モデル:TRR-20R)を着用しました。
スタートからロード区間があることもこのソックスを着用した理由です。