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【ビギナー必見】トレイルランニングしてみませんか?トレランの始め方
4月に入り気温も上がってトレイルランニング(以降トレラン)に最適な季節になってきました。
トレランは自然の中を走り抜ける気持ちよさを誰でも感じる事ができます。
歩道やアスファルトしか走った事が無いという方に、たくさんの木々、空の景色、そして土や落ち葉の上を走る山の気持ちよさをぜひ感じてもらいたいので初めてのトレランについてお伝えします。
今あるギアで身近な里山を走ってみよう
いざトレランを始めようとWEBやSNS、雑誌等で情報を収集すると、本格的な山や本格的なギアを使った情報が多く出てきます。
しかしそれらの情報は、山を走ってみたいという方に少々ハードルが高く感じてしまうのではないでしょうか。
トレランには専用のギアも多く、行く山も2000mを超えるような素晴らしい景色の山に行くイメージが強いですね。
初めてトレランに行く方は身近な里山で、今あるギアを使って山を走るという感覚を掴むのがベストです。
知っておくべき山のルール
初めて山に行く前に山のルールを知っておくことも大事です。
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挨拶しよう
山で出会う人には必ず挨拶をしましょう。
(おはようございます。こんにちは。ありがとうございます。お先失礼します。など)
山では見知らぬ人でも必ず挨拶をしてコミュニケーションを取りましょう。
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登りが優先
登山道では登ってくる人が優先です。下っている最中に登ってくる人が来たら登ってくる人に道を「お先にどうぞ」と譲りましょう。
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登山道から外れない
里山も山も登山道以外の場所は自然の草木が生える大事な場所です。登山道の外に出ないように通行しましょう。
どうしても登山道を外れないといけない場合は足を置く場所に気を付けましょう。
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ゴミは持ち帰りましょう
自分が持って上がったモノは自分で持ち帰りましょう
この4つを覚えていれば必ず気持ちよく山を感じる事ができます。
初めて山を走る時の注意点
最初は、15分~30分くらいで戻ってこれるような近場の里山を見つけて最初に書いたようにいつもの服装で走ってみましょう。
初めて山を走る時の注意点としては
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登りは歩きで大丈夫
トレランだから走らなきゃと思う方も多いと思いますが、登りは歩くというくらいの気持ちで始めましょう。もし登りを歩いて息が上がらないようでしたら少し走ってみてください。
走り方はいつものロードとは違い、歩幅を狭めてゆっくり走っるのがベスト。
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下りはリズムよく
実はトレランは登りよりも下りの方が難しいと言われています。
下りの方が脚への負担が大きくなるの登り同様に歩幅を狭めてチョコチョコとリズムよく走りましょう。
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無理な追い越し禁止
登山道はウォーキングの人、トレッキングの人、など狭い道を色々な人が使っています。トレランの方が速いからと言って無言で追い抜いたり危ないと感じるようなスピードで抜くのは禁止です。
基本的に前に人が居るときは譲ってくれるまでは後ろに居るのがベストです。
山登りの人は譲れる場所を見つけて譲ってくれる方がほとんどです。
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景色を楽しむ
トレランの醍醐味はやっぱり自然の景色を楽しむ事。
足元を見過ぎていたり速く走りすぎているとせっかくの景色を感じる事ができません。景色を眺めて楽しむ事を忘れずに走りましょう。
ギア選び、必需品とあったら良いモノ
そしてトレランを始めようとする方が一番気になるのはやっぱりギア選びだと思います。
ギアは山への滞在時間や天候などによって異なります。
山に入る時間が長くなればなるほど持ち物が重要になるのも事実です。近くの里山に慣れてきたらいつもより長めに山に走りに行ってみましょう。
その際に用意したいのは必需品とあったらいいものに分けてご紹介します。
【必需品】
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自分の力で下山するという気持ち
私が山岳ランナー望月将悟選手に教わった何より印象深い言葉
山は自己責任という事を忘れずに必ず自分の足で家まで帰るという気持ちを忘れてはいけません。
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水分
山では水分補給が出来ないので必要な量を持っていく非常用としても
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携帯食
ちょっとお腹が空いたときや非常食としても
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ファストエイドキット
自身の怪我や他の人の怪我の時にも役に立つ
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レインウェア(防寒着)
山の天気や気温はは変わり易いので晴れ予報でも半日以上山に入る時は必ず携行したい
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荷物を入れるザックなど
【あったら良いモノ】
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トレランシューズ
専用に作られたシューズはグリップ力や足の保護にも最適です。
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雨や汗、長時間の移動に最適なソックス
メリノウールや和紙素材のソックスや最近ではトレラン専用のソックスも発売されています。
ソックスを変えるだけで1日の快適度が変わります。
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グローブ
夏でも木やロープ、岩などを掴むことがあったりする時に役立つグローブ。
いざという時の防寒にも指先を冷えから守ってくれます。
ギア選びには経験が必要となります。
上記にあげたギアには含まれなくてもスマホの充電池等、自分に必要と思うモノをセレクトしてトレランを楽しんでもらいたいと思います。
そして必需品(1)の望月将悟選手から教わった気持ち、「必ず自分の力で下山する」そのために必要な物を、走る山や滞在時間、自分の走力に応じて準備ができるようにしましょう。
R×Lでは望月将悟をはじめ、多くのトレイルランナーをサポートしています
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