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自転車で日焼けしない!紫外線を通さない効果的対策とおすすめグッズ
自転車で外に出る際に、日焼けが気になる季節になりました。長時間自転車で活動する際はもちろんですが、短時間でも日焼けは気になるものです。今回は、日焼けの大敵である紫外線についての知識や実際にどう対策をすれば良いか効果的な方法を紹介しています。本記事を読んで日焼け対策をバッチリしつつ、自転車でのライドも楽しんでいきましょう。
紫外線カットが重要
肌が焼ける以外に疲労や老化そして病気にもつながる
まず日焼けをしないためには紫外線をカットすることが重要です。そもそも紫外線とは太陽からの日射の1つで、波長により赤外線、可視光線、紫外線に分けられます。可視光線よりも波長の短いものが紫外線です。紫外線は「UV」と言われたりして紫外線予防のことを「UVカット」と言ったりします。紫外線の中でも3種類に分かれA・B・C と分けられており、地上に到達するのはAとBになっています。この紫外線を肌に受けることで日焼けの原因となります。また紫外線は肌が黒くなる以外にも目の白内障や皮膚がん、シミ、シワといった病気や老化の原因になる場合があります。そのため、紫外線予防(UVカット)はとても重要なのです。
紫外線が強い時期は5~9月。
紫外線が強い時期は地域にもよりますが、一般的に5月から9月にかけての春期から夏期です。この時期は太陽の高度が高く、日照時間も長いため、紫外線の量が多くなります。
また、紫外線の強さは天候の状態にも影響されます。晴れた日など明るく日光が直接当たる場合には紫外線の強さが高くなります。また、白い雪面や高地、水辺など反射率が高い場所でも紫外線が強くなる傾向があります。
紫外線が強い時間帯は、10時~14時。ピークは12時
紫外線の強い時間帯は10時~14時です。最も強い時間は太陽が一番高くなる12時前後です。この日中時間帯は太陽の位置が高くなり直射日光が地表に届く量が多くなるため、紫外線も多くなります。紫外線の強い時間帯を避けることでたくさんの紫外線を受けなくて済みます。また、この時間に行動をしないといけないという場合にはしっかりとした対策をしていきましょう。
くもりでも紫外線は強い?天気による日焼け対策の違い
「くもりだから紫外線はないから大丈夫。」と勘違いされている方もいるかもしれませんがこれは間違いです。くもりの日でも紫外線は存在します。ただ雲により紫外線の一部が吸収・散乱されるため、地上に届く紫外線の量は晴れの日より減少します。完全に紫外線がないわけではないので、くもりの日でも紫外線対策は必要だと言うことを覚えておきましょう。
日焼け止めを購入する際の注意点や「SPF」や「PA」という表示の意味
自転車でのライドをする際で肌の露出がある部分には日焼け止めを塗りましょう。日焼け止めを購入する際の注意点を紹介します。
SPFの数字が高いほど保護効果が高い
SPF(Sun Protection Factor)は日焼け止めの紫外線防御効果を示す指数です。「SPF 30」といった形で数字が高いもの程効果が高くなっています。「30~50以上」の日焼け止めを選ぶのがおすすめです。SPFは紫外線B波(UVB)への保護効果を表しています。
一方、PA(Protection Grade of UVA)は、紫外線防御指数の一つで日焼け止めのUVA波への保護効果を示します。PA指数は、「+、++、+++、++++」の4つのランクで表示されます。プラス(+)が大きいほど、UVA波に対する保護効果が高いことを表しています。
日焼け止めを選ぶ際には、SPFとPA指数の両方を確認することで、紫外線A波(UVA)とUVB波(UVB)の両方に対する保護効果期待できます。
ウォータープルーフ(耐水性)のものを選ぼう
自転車で長時間活動する場合には、多量の汗をかくので水(汗)に強いということも大切です。ウォータープルーフ(耐水性)の日焼け止めを選びましょう。また、日焼け止めの効果が持続する時間もチェックしておきましょう。
皮膚のタイプに合った製品を選ぶ
自分の肌のタイプに合った日焼け止めを選ぶことが重要です。敏感肌の方や特定の成分に対してアレルギー反応がある場合には、刺激の少ない日焼け止めを選ぶことが望ましいです。
日焼け止めにも賞味期限はある
日焼け止めにも賞味期限があります。「1年前、数年前に購入してまだ残っているから大丈夫と思っていませんか?」期限切れの製品は効果が保証されていないものになりますので、使用期限をしっかりと確認して期限が切れている場合は新しいものを使用しましょう。
自転車の効果的な日焼け対策は肌の露出を抑えること
自転車の効果的な日焼け対策としては、極力肌の露出を抑えることです。夏の暑い時期なので抵抗がある人は多いと思いますが、腕、足、首筋、頭部など部分的でも肌の露出を抑えるように工夫をすることで紫外線予防をすることができます。最近は冷感素材のヒヤッとする涼しい衣服やグッズも販売されていますのでそういったものを活用するのも良いでしょう。
紫外線対策に一番適した色は「黒」。明るい色ほど紫外線を通しやすい
紫外線対策にあたり身につける衣服の色も重要になってきます。色の中で黒が一番紫外線を通しにくく、青、黄色、白と色が薄くなるほど紫外線を通す量が増えていきます。夏は暑いのでついつい白い服を着てしまいますが、黒に比べて約2倍の紫外線を通すと言われていますので注意が必要です。
一番紫外線を通しにくい素材はポリエステル。天然素材ではヘンプ、ウール、シルク、綿、麻の順
一般的な化学繊維の素材では、ポリエステルやビニロンが紫外線を通しにくくなっています。天然繊維ではヘンプ、ウール、シルクが紫外線を通しにくく、綿や麻は涼しい反面紫外線カット量が低くなってしまいます。
自転車の日焼け対策おすすめグッズ
自転車の日焼け対策に使用するおすすめのグッズについて紹介をしていきます。
パーカー付き薄い上着
日焼け対策には極力肌の露出をしないことがいいです。通気性が良い素材で薄い上着を着ると良いです。
アームカバー
両腕の日焼けを防止するのにアームカバーが効果的です。アームカバーは着脱が可能ですので暑い時、寒い時にも着脱が可能ですので便利で自転車にはとても便利なアイテムです。
シームレスアームカバー(長さ調節可) TSA-11
ストレスのない圧倒的なフィット感を実現する完全無縫製のアームカバー
切ったところがほつれない特殊な編みによりセルフカッティングによるサイズ調整が可能
手袋・グローブ
手の甲も当然日焼けをします。時計を付けていると時計の型が付いてしまうように、手の甲だけ焼けしてしまうのを避けたい場合は手袋もしましょう。上記に紹介したアームカーバーで手の甲もカバーできるタイプもあります。
R×Lのバイクグローブ・Fitシリーズは素手感覚でBIKEと手が一体化するグローブ。紫外線99%カット、日差し対策、日焼け対策の強い味方です。
指の日焼けも気にされる方はフルフィンガータイプのグローブを着用することがオススメです。
帽子・サイクルキャプ
帽子は頭部周辺の日焼けを防止するのに効果的です。サイクルキャップは自転車乗りの人向けに作られた帽子で、ツバが短めで視認性が良く、吸汗性やファッション性にも優れたアイテムです。
サンバイザー、クリアバイザー
サンバイザー、クリアバイザーは顔面部周辺を日焼け防止するために効果的です。頭部が露出している分通気性に優れていますが、日焼けの面で見ると帽子よりも遮断性がないと言えます。
フェイスカバー
フェイスカバ-は顔面部を覆うためのアイテムです。女性の方が着用されているのをたまに見かけますが、目と口以外の部分を完全に覆って日焼けを防止します。日焼けは絶対したくないという人に必要なアイテムです。
R×Lのスポーツ シームレス フェイスガード RLA9101は超軽量、3D、UVカット UPF50+と運動時の使用を考えて開発されたスポーツ用フェイスカバー。ロードバイクの紫外線対策にピッタリです。
サングラス(アイウェア)
サングラスは目の保護に使用するアイテムです。レンズは明るいものから暗めのものまで様々あります。自転車で移動する場合には、日なただけではなく、日陰やトンネルなどの暗めの道を通る場合もありますので、考慮にいれた明るさのレンズをおすすめします。直射日光を目に長時間受けてしまうと、疲労にもつながる上、場合によっては白内障などの目の障害になってしまうリスクもあります。
まとめ
自転車で日焼け対策をする理由は紫外線カットが重要です。紫外線は肌が黒くなる以外に疲労や場合によっては病気や老化にもつながります。1年の内、紫外線が強い時期は5~9月で、時間帯では10時~14時の日中時間帯が特に強くなります。晴れの日以外のくもりの日でも紫外線は存在するので曇天時にも注意が必要です。自転車を乗る際に日焼け止めを購入する際には「SPF」の数字が高いもの、「PA」の「+(プラス)」が多いものほど日焼け防止効果が高くなります。また自転車に乗る際には汗をかくのでウォータープルーフの製品を購入しましょう。
効果的な日焼け対策は夏でも極力肌の露出を抑えることです。紫外線対策に一番適した色は黒色です。明るい色ほど紫外線を通しやすくなります。素材では化学繊維では、ポリエステルやビニロンが紫外線を通しにくくなっています。天然繊維ではヘンプ、ウール、シルクが紫外線を通しにくいです。
薄着の上着やアームカバー、手袋、帽子、フェイスカバーなど日焼け対策用のグッズを活用することで日焼け対策をすることができます。これらのグッズを使いながら自転車のライドを楽しみましょう。