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【吉田香織選手 対談】年末年始もリズムを崩さない!吉田香織流トレーニング術
年末年始はどうしても練習のリズムが乱れやすいもの。でも、ポイントを押さえればレースに向けて無理なく調整できます。チームRxL+の吉田香織さんに、実践的な過ごし方を聞きました。
年末年始でも曜日感覚を大切に
――年末年始、トレーニングで意識していることはありますか?
吉田選手:私にとって一番大事なのは曜日感覚を忘れないことです。普段は平日にジョグ、水曜日にポイント練習、日曜日にロングというリズムがあります。このリズムを崩さないように意識しています。
――なるほど。休みだからといって、練習の順番を変えないんですね。
吉田選手:はい。特にサブ4を目指すランナーであれば、年末年始に入る前から1週間のリズムを作っておくことが重要です。水曜日はスピード、金曜日・日曜日はロングや休養日と、自分でメニューを組んでおくと乱れにくいですね。
チートデーも3日間まで
――年末年始の生活習慣で気をつけていることは?
吉田選手:たまにはハメを外すのも大事です。ご馳走を味わったり、お酒を楽しむこともあります。でも、リセットの考え方も必要です。私の場合、3日間、つまり72時間程度なら食事や練習が乱れても大丈夫と考えています。この間に筋肉の再生が始まるので、その後のトレーニングでリカバーできます。
――なるほど、期間を決めてリセットするんですね。
吉田選手:そうです。だから“チートデー”も3日まで。それ以上だとリズムが崩れてしまうので注意しています。
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練習メニューは極力変えない
――年末年始は練習メニューをどう変えますか?
吉田選手:極力変えないのがベストです。どうしても旅行や雪などで制限がある場合は、3日程度なら調整しても大丈夫。時間があるからといって普段以上に走ると怪我のリスクが高まりますので、注意が必要です。
――具体的にはどのような工夫をしていますか?
吉田選手:私は1日2回に分けて走ることもあります。朝に1時間ジョグ、夕方にもう一度ジョグ。疲れが残っていても体が動きやすくなりますし、乳酸も効率的に消化されます。

年末年始の食事・栄養の工夫
――食事面で工夫していることはありますか?
吉田選手:野菜を多めに選ぶこと。あとは刺身や赤身肉などタンパク質も意識しています。特に女性ランナーにとっては鉄分摂取が大事だと思います。
――バランス良く食べることがポイントなんですね。
吉田選手:はい。作り手のことを考えて何でもバランスよく食べるのが大事です。
体調管理も重要
――年末年始、体調を崩さないために実践していることは?
吉田選手:基本はよく食べてよく寝ること。寒い季節は怪我や体調不良にもつながりやすいので、特に睡眠は大事にしています。朝の初日の出を見に行こうとして寝不足になるより、しっかり休むほうが体にはいいですね。
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モチベーションを保つ工夫
――長い休暇でもモチベーションを保つ方法はありますか?
吉田選手:曜日ごとにメニューを決めておくのが一番です。サブ4を目指すランナーなら、メニューをきちんと組んでおくと、休暇中も自然と練習リズムが保てます。
まとめ
年末年始はどうしても練習リズムが崩れやすいですが、吉田香織さんの実践方法はシンプルで現実的です。
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曜日ごとの練習リズムを意識する
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チートデーは3日=72時間まで
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練習メニューは極力変えず、急に増やさない
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野菜やタンパク質を意識した食事
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よく食べ、よく寝る
年末年始も、練習リズムを維持すること、休む日を作ること、食事や睡眠を意識することが大切です。吉田香織さんの実践例を参考に、無理なく自分のペースでリズムを崩さず過ごすことで、翌年のレースにつなげましょう。
吉田香織
1999年 国民体育大会陸上1500m準優勝3000m5位
1999年 アジアクロスカントリー優勝
2002年 横浜国際女子駅伝日本代表
2006年 2016年 北海道マラソン優勝
2010年 2012年 ゴールドコーストマラソン優勝
2015年 さいたま国際マラソン日本人トップ
2017年 2018年 ハセツネ30k二連覇
2018年 サロマ湖ウルトラマラソン50km総合優勝·大会記録
2018年 富士登山競走5合目の部優勝
2019年 青梅マラソン優勝
2019年 富士登山競走5合目の部優勝
