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ライトとミッドどちらがいい?メリウール グローブの2タイプを徹底比較!
R×Lが誇る冬の定番アイテム"メリノウール グローブ"。
最高品質のメリノウールの温かみと着用感は極上。”特許取得”のダブルウォッチウィンドウも好評を得ています。
今年も多くのランナーに手にしていただいていますが、こんな質問も寄せられます。
"ライト(薄地)or ミッド(中厚) どっちがいい?"
どちらもメリノウール100%の糸でウォッチウィンドウ(特許登録)も付いており、スマホも触れる機能付き。違いは厚みとフィット感になります。
そこで、当商品を開発し、自身も愛用するR×L代表 兼 開発部長の武田大輔にライトとミッドの違いや好みについて、防寒・着け心地・耐久性・スマホの感度の4項目から独断と偏見で語ってもらいました。
どちらか迷っている方は、是非参考にしてみてください。
防寒の比較
厚みがある分、ミッドの方が防寒には優れています。
ライトを装着すると、「この薄さでなぜこんなに暖かいの??」と思うと思います。しかし暖かさ重視の場合は、ミッドの厚みの暖かさに軍配があがります。
暖かさの感じ方の違いですが、ライトは暖かい空気の層に指先から手首まで包まれてる感覚で、装着してから じわじわ〜っと暖かくなってきます。
一方、ミッドは装着した途端に冷たい空気から冷気を遮断してくれる感じです。
以上のことから、防寒重視であれば「ミッド」がオススメです。
着け心地の比較
圧倒的な差でライトの方が快適です。
ライトに関しては自画自賛になってしまいますが、一般的なニットグローブとは比較にならないフィット感があり素晴らしい付け心地となっています。
理由は通常スポーツ系手袋ではまず使わない細かいゲージの編機と細いメリノウールを使っているからです。
それに対してミッドは一般的な編機のゲージを使用し少し太めのメリノウール糸を使っているので一般的な手袋に近い感覚です。
メリノウール グローブ ライト MWA9505
薄いのに暖かい! メリノグローブ”ライト”
超薄地仕様により、激しい動作中の暑さも感じにくく、 汗や雨などはメリノウール機能で快適性を持続。
耐久性の比較
厚みにも比例するのですが、ミッドの方が耐久性は高いです。
一番穴が空きやすいのが爪の部分です。同じ条件だと穴が開くまでは厚みのあるミッドの方が遅くなります。
耐久性という意味で気をつけて欲しいのはニット製グローブはマジックテープが苦手な事です。マジックテープが付いてほつれたり切れたりする事はほぼ無いですが、ニット(編み地)は糸が飛び出したりしますので要注意です。
スマホの感度の比較
生地が薄く、フィット感が高いライトの勝ちです。
指先の部分には導電糸という微電流を通す糸が使われており、使い込んでいくと摩耗して微電流が流れ難くなります。そうすると反応が鈍くなりやすいです。
これに関しては画面との摩擦が理由なのでライトとミッドに物理的な差はありません。
ただし、手が冷えすぎて乾燥し過ぎた状態だとどちらも反応が鈍くなったり、反応しなくなったりする事があります。そのような時は少し手袋に湿度を与えると感度が良くなります。
最後に(まとめ)
R×Lメリノウール グローブのライトかミッドかの徹底比較、いかがでしたでしょうか?上記の比較を簡単にまとめたものが下の表です。
防寒 | ライト<ミッド |
---|---|
着け心地 | ライト>ミッド |
耐久性 | ライト<ミッド |
スマホの感度 | ライト>ミッド |
勝敗は2対2。それぞれ甲乙つけがたい手袋なので、何を重視するかで選んでみては?
もちろん、2つを用途に合わせて併用するのもいいと思いますよ。
ちなみに私はランの時はミッド、日常ではライトと使い分けています。
日常では、指先を色々使う事が多いので厚みとフィット感が何をするにも便利なライト。
そして、1月頃の指先が冷える真冬は、ライトの上にミッドを重ねて着用して走ります。