SOCKS RANKING
ランニングソックスを長持ちさせる秘訣
ランニングソックスに穴があく原因は、人それぞれ
ランニングソックスが消耗して穴があいた経験がある方は多いと思います。
予想より早く穴があいてしまったり、穴があかなかったり、
ソックスによって耐久性に差がありますが、実は人によっても耐久性に差があるのです。
例えばAさんとBさんは同じソックスを使っているにも関わらず、Aさんは100㎞程度しか持たず、Bさんは400㎞以上走っても穴があかない。
それは何が原因なのでしょうか。
私が見てきた穴のあいたソックスは数百足になりますが、原因は下記の内のいずれかになります。
1人として同じ条件で穴が開く事はほぼありません。
複数の因果関係が複雑に組み合わせる中で結果としては、全て同じ「穴」に繋がります。
ほぼ100%の人が最初に穴があく場所が同じになる不思議
基本原則としてランニングソックスの耐久性は、ソックスの厚みと比例すると思って間違いありません。
なお、厚みで大事なのは、着用した時の厚みです。
着用状態で厚いほど耐久性は高く、薄いほど耐久性は低くなります。
一般的にはレーシングソックスに近づくほど薄くなり、その逆は厚くなっていきます。
その為、レーシングソックスは相対的に薄くて耐久性が低くなってしまう物が多くなります。
そして、あいてしまう穴の位置として最も多いのは親指の先端。
爪の当たる部分です。
ここはランニング中に最も負荷の掛かる場所。
走行中のシューズの中では、着地の度に足がソックスの中で前方方向に動きソックスに足指先端が当たります。
しかも、私の知る限りほぼ100%の人が最初に穴があく場所が同じ。
右足つま先に穴があく人は、いつも右足つま先から穴があき、左足つま先が右足より先にあく事はありません。
残念ながら、あいた穴が示すように私達の足や動きは左右均等ではないのです。
私がその事を知ったのはランナーさんからの問い合わせでした。
「いつも右足の指先が穴があいて左足ばかり残ってしまうからもったいない」と。
この不思議な現象をモノ作りをしている私達よりも、一部のランナーさんは気付いていたのです。
ランニングソックスを長持ちさせるサービス「1.5足販売」
こうした声を頂き、最初に取り組んだのはランニングソックスでは初めての「片足販売」でした。
しかし、これは正直失敗でした。
なぜなら、穴があいたのと反対の残った片足は既に使い古されており、新品の片足を買って頂いても風合いや色が左右で全然別のソックスのようになり走りに違和感を感じるからです。
※ほんの一部の商品ですが、お求めやすい価格で片足販売をしております。
それを解決したのが「1.5足販売」でした。
自分の足が左右どちらに穴があきやすいのか分かっていれば、穴があく側を2本とそうでない側1本の合計1.5足で購入頂く事にしたのです。
そして最初からこの3本をローテーションし、今までの1.5倍以上長くソックスを使って頂こうと考えたのです。
ここでローテーションという言葉を使いましたが、気に入ったソックスを2~3足持ってローテーションする事で1足をフル活用するよりは更に長持ちさせる事が可能です。
ランニングソックスは形だけでなく、あなたの使用シーンに合った耐久性のソックスを見つける事で更に気分よく笑顔で走れます。
例えば、日々のジョギングで使いたい方は耐久性の高いモデルを使う事で長く気にすることなくジョギングを楽しめるはずです。
逆に、薄くても弱くても、大事な大会やレースには、という方は、レースと大事な練習に本番のシューズと合わせて使ったり、場合によっては1.5足販売を活用頂ければ今より長く楽しんで頂けるかと思います。
それでは、自分に合った耐久性のランニングソックスを見つけてランニングライフを充実させてくださいね。