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ランニング用タイツの効果や選び方、履き方を徹底解説!
ランニングをする際に多くの人が着用しているランニング用タイツ。「履いた方が速く走れるの?」「効果やメリット、デメリットは?」「効果的な履き方ってある?」など疑問に思う点も多いのではないでしょうか。
ランニング用タイツを履くことで、疲労を軽減してくれたり、長い距離を走るサポートになったり、ケガをしにくくなったりと様々な効果やメリットを受けることができます。もちろん根本的には、自分自身の足の力(筋力)で走ること。ランニング用タイツはあくまでサポートということを踏まえておきましょう。
最近はトップアスリートのランナーでもタイツを履いているのをよく見かけるようになりました。今回は、ランニング用タイツの効果やメリット、デメリット、選び方や効果的な履き方、メンテナンスなどランニング用タイツについて多角的に徹底解説していきます!
ランニング用タイツは履いた方がいい?メリットとデメリット
そもそもランニング用タイツを履いた方が良いのでしょうか?
その答えは、「人によってそれぞれ異なる」という結論になってしまいますが、ランニングをはじめて間もない方やこれからはじめたいという方には着用をおすすめします。
ランニング用タイツのメリットとデメリットを以下にまとめてみましたので一度確認してみてください。
メリット
・ケガの防止予防になる
・サポート力によるフォームの矯正
・(寒い季節は)温かさと通気性がよい
・擦れにくい
・足のラインがキレイに見える
デメリット
・履くのに時間がかかる
・締めつけ感に違和感がある場合もある
・夏は暑い
・トイレで着脱に一手間かかる
メリット、デメリットを理解し、その時のシチュエーションに合わせてランニング用タイツを使用すると良いでしょう。
例えば、自宅からの5km程度のジョグであれば、ランニングパンツで走る。LSDなどのロング走ではランニング用タイツを使用する。といった具合に使い分けるのも良いでしょう。
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ランニング用タイツは近年トップアスリートでもトレンド
ランニング用タイツの一つであるハーフタイツは、大迫傑選手やキプチョゲ選手を代表するトップアスリートも愛用するウェアです。まだトップアスリートはランニングパンツが主流ではありますが、徐々にハーフタイツを使用しているアスリートも見受けられてきました。
ランニングパンツと比べてハーフタイツが履かれはじめた理由は、風の抵抗が少なく、着圧によるパフォーマンスアップや疲労回復促進などの効果が期待できるためです。これから新しい世代のアスリートが参入するのともない、ランニング用タイツのシェアも増えていくかもしれません。

ランニング用タイツの8つ効果・機能
ランニング用タイツを履くことで様々な効果や機能を感じることができます。今回はその中から8つの効果・機能にまとめて紹介します。
ケガ・故障の予防効果
ランニングするにあたって一番懸念されるのがケガや故障です。特に膝をはじめ脚部はランニングをする際によくトラブルとなる箇所です。そういった故障しやすい箇所や筋肉をサポートすることでケガや故障を予防する効果があります。
疲労回復・軽減効果
ランニング用タイツによる着圧により、筋肉のブレを抑えてたり、血流を促進することで疲労の軽減や回復の促進の効果があります。タイツの種類によっては、走らない休息時間に着用することで回復を促すタイプもあります。
保護効果
ランニング用タイツを履くことで、肌の露出を抑えることができます。転んだり、ぶつかったりすることでの外傷やケガの予防にもつながります。
保温効果
ランニング用タイツを履くことで、1枚の布に覆われている状態のため、保温効果があります。この保温効果は素材や厚さにによって大きく異なってきます。一般的に、寒い時期にはロングタイプ。暑い時期にはハーフ、ショートタイプのものを使用します。
吸汗速乾性効果
汗を素早く吸収し、体外へと排出することで肌をドライの状態に保ち、快適に走ることができます。寒い時期の場合は、肌をドライの状態に保つことは汗冷えの防止にもつながります。
空気抵抗を減らす効果
からだにしっかりフィットすることで空気抵抗を減らし、快適に走ることができます。また、肌と生地や生地と生地との摩擦・スレを減らすことで、スレによるトラブルを回避することができます。
日焼け予防効果
日焼けはランニングの際に疲労にもつながってきます。直射日光を避けることでUV・紫外線予防の効果があります。特に肌が弱い方や日焼けしたくない人は注意が必要です。
ファッション性によるモチベーションアップ効果
デザインも履くにあたって大切な要素です。ランニングは外を駆け抜ける運動なので、より多くの通行者に目に入りやすいため、外見も気になります。自分の気に入ったタイツ(きれいなラインに見える、カラーが好みなど)を履くことで走るモチベーションにもつながります。
ランニング用タイツの選び方
実際にランニング用タイツが欲しいとなった場合に、どのような基準で選べば良いでしょうか?この章ではランニング用タイツを選ぶに当たっての判断材料を紹介していきます。
丈の長さで選ぶ
丈の長さは、フルレングス 、七部丈、ハーフ、ふくらはぎサポートなど主に4つに分かれます。
「フルレングス」は、腰から足首までを覆うタイプです。一般でいう全脚のタイツです。脚全体をサポートして欲しいときや冬の寒い時期には防寒効果もあります。
「ハーフ」は、腰から膝上までのタイプです。最近では、トップアスリートも着用する人も出てきており、ランニングパンツ(ショーツ)の代わりとしても使用できます。体にしっかりフィットするので体のラインが見えるのが特徴です。
「七部丈」は、腰から膝下までを覆うタイプです。膝下までをサポートするので、膝への負担軽減にも効果があります。
「ふくらはぎサポート(カーフ・ゲイターサポート)」は、ふくらはぎの部位を覆うタイプです。サポートにより、筋肉の無駄な動きを抑え筋肉疲労を軽減します。ふくらはぎがつりやすい人にもおすすめです。また、フルレングスほどサポートはいらないけど、ふくらはぎの部分だけサポートしたい人や、気温が高い夏のシーズンにも着用しやすいでしょう。
サポートの強さで選ぶ
ランニング用タイツによりサポートの強弱があります。自分がランニングをはじめて間もないのか、経験があり、脚力も醸成できているかによって、適切なサポート力は異なります。一般的には、足ができていない初心者はサポート力が高いもの、脚力がついてきた人にはサポート力が低いものを選んでいきます。
サイズやフィット感で選ぶ
可能なら試着をしてサイズやフィット感を確認してみましょう。直接肌に触れるものなので、試着する際sる際には、スタッフの方に試着しても良いかを確認しましょう。専門店ではスタッフの方からアドバイスをもらえると思いますので、「このタイツはきついくらいがちょうどよい」やサポート力の違いや特徴などを聞きながら自分に合った一着をみつけることができるでしょう。
デザインで選ぶ
せっかく買うのなら、自分が気に入ったデザインのものを選びましょう。
他のウェアとの重ね着との相性もあると思いますのでファッション感覚で選ぶ楽しみにもなります。どれにも合わせやすいという場合は多く展開されているブラックを選ぶと良いでしょう。
低価格のタイツは大丈夫?
低価格のスポーツ用タイツも最近は見られるようになりました。
「低価格のタイツでも大丈夫か?」という点ですが、使用する人次第というのが実際のところでしょう。当然ながら高価格のものに比べて、機能やデザインが劣ったり、生地が薄かったり、すぐに生地が伸びてしまったりと品質は価格相応と思っておいた方が良いでしょう。
ランニング用タイツにどの程度費用を使えるかは人によりますので試着をしてみて、良さそうであれば低価格のタイツから履いてみるのも一つの手です。
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ランニング用タイツの履き方
ランニング用タイツを買ってみたものの「どのように履くのが良いのだろう?」と思われる方もいるのではないでしょうか。この章ではランニング用タイツ履き方に関しての疑問や注意する点などをご紹介します。
人目が気になる場合はショートパンツやスカートを履く
「人目が気になる」、「シルエットがきっちり見えてしまって恥ずかしい」といった人は、ショートパンツやスカートを履きましょう。日本の多くのランナーがこのスタイルで走っています。重ね着になるので、自分の気に入った組み合わせで走ると良いでしょう。
そのまま着る
最もシンプルにズボンと同様の感覚で履きます。かさばらない、軽量などのメリットがあります。最近のランナーでは一部このスタイルを見かけますが、日本人の多くは直接シルエットが見えてしまうことに抵抗がある人が多いようです。
寒い日は重ね着も有効
ランニング用タイツだけでは寒いという場合には、タイツとパンツを履いて二重に重ね着するということも可能です。二重で走ることで寒い中のランニングも快適に走ることができます。なるべくゴワゴワしないランニング用のパンツを履くと良いでしょう。
タイツの下に下着は着る?
ランニング用タイツの中には下着を着ないでそのまま履くものもあります。これに関しては、好みがありますので、自分が快適に走れるスタイルを選んでみると良いでしょう。
R×Lのメリノウール 100% ボクサーパンツは薄く、通気性も良いのでタイツのインナーとして使うと相性が良いです
着脱の際は慎重に行う
ランニング用タイツは、伸縮性があり生地も薄いものが多いので着脱の際にはゆっくり慎重に行いましょう。イスや地面に座った安定した状態で行うことで、過度な負荷を抑えることができます。

ランニングタイツの洗濯、お手入れはどうしたらいい?
お手入れは基本的にはそのランニング用タイツの洗濯表記に従って洗いましょう。多くのタイツが洗濯機で洗えるものになっています。
せっかく購入したランニング用タイツですから、できるだけ長く使用したいと思いますので、以下のことに注意してみてください。
・通常の服に比べて破れやすいので、履く時や脱ぐ時にも生地を伸ばしすぎないようする
・使用した当日に洗う(汗や皮脂が劣化の原因に)
・裏返しにして洗う。(なるべく機能を落とさないようにするため)
・ネットに入れる
・乾燥機は使用しない
・風通しの良い場所で日陰干し
これらのことさえ注意しておけば、お気に入りのタイツも長く履き続けることができるでしょう。
R×Lおすすめアイテム
RxLでもランニングタイツを販売しております。
RxLのランニングタイツは、締め付け過ぎず適度な筋肉サポートで走りを妨げない4方向への伸縮性に優れた4wayストレッチ素材を採用したハーフタイツ。
背面には3つのポケットを配置し、走りを妨げることないまま収納性も担保しています。
レディース限定でロングタイツの展開もございます。
ランニング中の擦れを考えたスピンドル(紐)、前後に再帰反射ロゴ、着脱しやすいファスナー付き、高いUVカット性と優しい肌触りを実現するTRINOCOOLR(トリクールR)の採用といった特徴を持っています。
まとめ
ランニング用タイツを履くことで、「ケガ・故障の予防、疲労回復・軽減、保護、保温、吸汗速乾性、日焼け予防、ファッション性によるモチベーションアップ」の効果が期待できます。
ランニング用タイツの選び方は、丈の長さ(フルレングス 、七部丈、ハーフ、ふくらはぎサポート)、サポート力の強弱、サイズ・フィット感、デザインなどの要素で選んでいきます。
タイツの履き方は、日本人の多くがタイツとショートパンツ・スカートの重ね着でランニングを楽しんでいます。タイツのみで走ったり、下着を履かないスタイルは少数派ですが、自分にあったスタイルでランニングしましょう。
洗濯やメンテナンスは、ランニング用タイツの洗濯表記に従って洗いましょう。メンテナンスを気をつけることで愛用するランニング用タイツを長くしようすることができるでしょう。
今回の記事があなたの最適なランニング用タイツに出会う一助になれば幸いです。