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着込み過ぎず快適にランニングをするコツ!寒い季節の服装・防寒対策
秋から冬に向かうこの季節、走るときも防寒が必要になってきます。
外の気温が思いのほか下がっていて「寒い!服装を間違えた!」と思いながら走った経験がある人は多いはずです。
私も2週間前は半袖でも暑いと感じていたのに、先週くらいからの急な冷え込みの中、半袖で外に出てしまい寒さに耐えながら走りました。
今のような季節の変わり目は、走る服装をその日の気温に合わせていく事でもっと快適に走る事ができます。
ランニング時の防寒は「指先」から
私は少々暑がりな体質なのですが、この時期一番寒さを感じるのは手の指先です。
寒くても走ると体は温まり汗をかきますが、指先は冷たいままという経験をした事がある人も多いのではないでしょうか。
そんな私の防寒は指先からはじまります。
寒さを感じ始める季節に腕や足の肌の露出を無くすためにジャケットを羽織ったり、タイツを履いてしまうと必要以上に体温が上昇してしまい暑くなってしまう事があります。
そんな時、この季節の一番最初の防寒お勧めアイテムが「グローブ」です。
走り始めは少し寒く感じるかもしれませんが、グローブを装着する事で末端部が保温され寒さを感じにくくなります。
またグローブなら暑くなった時でも簡単に脱着が出来て温度調整も可能です。
グローブだけだと不安な方にはアームカバーを一緒に装着する事をおすすめします。
グローブと同じように、暑さの調整が容易にしやすく、暑くなったら外してポケットに入れ、寒くなったらまた装着するという事も可能です。
アームカバーを使うか、長袖Tシャツを着るかの判断は難しい所ですが
・少し暑くなりそうな時は温度調整が可能なアームカバー
・暑くならないタイミングは長袖Tシャツ
と使い分けています。
今年R×Lで発売した、WILD DRY超軽量ドライタッチロングスリーブは長袖でですが、軽量で通気性もあり、汗をかいても不快なく走り続けられるのでここには当てはまらないかもしれません。
またキャップも寒さ対策に活躍します。
キャップは頭頂部からの熱を逃がさないためにとても効果的で、走りだすとキャップ有りと無しでは予想以上に保温効果が違う事に気付かされます。
この時期は日差しを除けるだけでなく、天候や昼、夜に関わらず防寒グッズどして利用できます。
真冬になるとニット帽を使う方も多いと思いますが、季節の変わり目の防寒のために、キャップは暑すぎずにとても効果的です。
>>キャップ一覧へ
ここまでの寒さ第一段階の寒さ対策の優先順位を書くと、
②グローブ+アームカバー+半袖シャツ
③グローブ+アームカバー+キャップ+半袖シャツ
④グローブ+キャップ+長袖シャツ
となります。
北風対策にコンパクト収納可能な軽量ジャケット
次にこの段階から北風が吹くなどで、さらに気温を低く感た場合一番お勧めなのは、軽量でコンパクトに収納可能なジャケットです。
私はコンパクトな軽量ジャケットを重宝する事が多く、便利なアイテムとして本当によく使用します。
ジャケットを使い始めの季節、ジャケット内は半袖シャツのみ。アームカバーは使いません。
それにキャップを組み合わせると、それなりの寒さには十分耐えられる暖かさを確保可能です。
少し不安な時はこれにグローブを追加します。
グローブなら暑くなっても脱着し温度調整が容易に出来るので不安な時はグローブをしていくのがベスト。
それでも途中の日差しの強さや気温の変化によってはジャケットだと暑くなる事もあります。
そんな時、私はジャケットを脱ぐ前に色々な温度調整をします。
それは、ジャケットのZIPをうまく使うのが効果的。
そのためジャケット選びの際ZIPの長さは、裾から首まであるフルZIPタイプがお勧めです。
フルZIPであれば、胸元の開口部の調整範囲が広く暑さ寒さによって調整がしやすいのです。
また軽量ジャケットを選んでおくと便利な点は、ZIPを開けた時のバタつきの重さを感じにくく、軽さのため走行中もストレスなく走る事が出来ます。
私はフルZIPを全て開いた状態でも重さを感じる事がなく走れるジャケットが理想で、メンズMサイズの総重量が100g以下のジャケットを選ぶ事をおすすめします。
私が今着ているのはWILD AIR®で、総重量はメンズMサイズでわずか約60gです。
この軽さと薄さに相反する想像以上の暖かさには本当にいつも驚かされます。
寒さにもう少し不安がある時は、中に来ているシャツを長袖にしたりインナーを追加する事がおすすめ。
なぜなら、ジャケットを厚く変えると動き難くなるので中に着ているもので調整する事が大事。
そして私の場合はこの後にタイツがきます。
防寒の場合、タイツは締め付けない動きやすいモノを選ぶ事が大事で、締付が強いタイプは防寒用ではなく足をサポートするために作られているので注意が必要です。
第二段階の寒さ対策を分かり易く書くと
「首」の付く部分を暖めて体感温度アップ
次の段階以上に寒い状況になった時は「首」が付く場所が冷えないような対策と暖かい素材のソックスの効果が大きくなります。
首の付く部位は、「首」「手首」「足首」です。
これらの部位は特に冷えやすい部位ですので、この部分を露出しないようにする事で体感温度がぐっと変わってきます。
首はネックウォーマ―。
手首は手首まで隠れるグローブやリストバンド。
足首はタイツとの隙間が空かない丈の長めのソックスやレッグバンド。
そしてランニングシューズは通気性が良く作られていますし、地面からの冷気を感じる足元をメリノウールなどの素材のソックスに変えるだけで足元のかじかみを防ぐ事ができます。
>>メリノウールアイテム一覧へ
>>【関連コラム】驚きの快適性!万能"メリノウール"ソックスの機能とは?
今回の寒さ対策のポイントは、着込み過ぎないで快適に楽しく走るための紹介です。
また一般的な方よりも少し暑がりな私の対策なので、段階は皆さんの体感温度や皆さんお住いの地域に合わせて段階を変えてみて下さい。
また極端な厚着という寒さ対策は書いていませんが本当に寒いときは身近にあるモノを更に着て何より楽しく走れるように皆さんなりの工夫をしてみて下さい。