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アキレス腱炎にはテーピングが効果的!痛みを軽減するテーピング方法をご紹介
普段からよくマラソンなどをされる方の中には、アキレス腱の痛みや不具合を感じる方もいらっしゃると思います。「アキレス腱炎」と診断されることもあるでしょう。
アキレス腱が痛いと辛いですよね。そんなアキレス腱の痛みを軽減するのに「テーピング」が効果的なことをご存知でしょうか?
テーピングはアキレス腱の痛みを軽減するだけでなく、怪我の予防や再発防止、応急処置にも使える方法です。
この記事ではアキレス腱炎とはどのようなものか、テーピングはどんな時におすすめか、アキレス腱炎の時のテーピング方法、テーピングの際の注意点などについてご紹介します。
アキレス腱の痛みや不具合に悩まされている方はぜひ参考にしてください。
アキレス腱炎とは
まず「アキレス腱炎」とはどのようなものなのでしょうか?
アキレス腱炎とはスポーツ障害の一つで、アキレス腱の使い過ぎ(オーバーユース)によってアキレス腱に炎症が起き、腫れや痛みが生じている状態のことを言います。
運動の際にアキレス腱へ繰り返し負荷がかかり、運動をした後に休息期間を十分にとらないと生じることが多いです。
アキレス腱炎は陸上競技やジャンプを繰り返す運動を頻繁に行う方が発症しやすいですが、加齢によるアキレス腱の変性や合わない靴を履いていることなどが原因で発症する場合もあります。
また、アキレス腱を覆うパラテノンという薄い膜に炎症が起きた状態を「アキレス腱周囲炎」と呼びますが、こちらも対症療法はアキレス腱炎と同じです。
テーピングはどんな時におすすめ?
アキレス腱の痛みを和らげたい時
テーピングには痛みを和らげる効果があるので、アキレス腱が痛む時にはテーピングも一つの手段として有効です。
ただし、テーピングは根本的な治療法ではないので、痛みが続くような場合には病院や整骨院などで診てもらいましょう。
怪我の予防をしたい時
テーピングをしておくことで筋肉の動きをサポートし、可動範囲を制限することもできるため、怪我の予防につながります。運動をする前にあらかじめテーピングをしておくといいですね。
怪我の再発を予防したい時
一度怪我をしてしまった箇所はまた再発しやすくなっています。テーピングをすることで怪我をした箇所を補強し、怪我の再発を予防することができます。前に怪我をした箇所にはテーピングをしておきましょう。
怪我の応急処置をしたい時
運動中には予期せぬ怪我をすることもあるでしょう。怪我をしてしまい、応急処置が必要になった際にテーピングで患部を保護し、症状の悪化を防ぐことができます。
ただし、あくまでテーピングは応急処置なので、後から病院などで診てもらいましょう。
アキレス腱炎の時のテーピング方法
ここでは、アキレス腱炎の時のアキレス腱の痛みを軽減するテーピング方法を紹介します。
1.かかとから膝の下辺りまでの長さに切ったテープを3本と短めに切ったテープを1本準備する。 2.うつぶせになり、足首をできるだけ90度程度に曲げる。痛い場合は無理をして曲げなくてもいい。 3. まず 1本目のテープをかかとからアキレス腱を通るようにまっすぐ膝の下辺りまで貼る。 4.2本目のテープはかかとからアキレス腱で交差するように、ふくらはぎの左側を通る形でまっすぐ膝の下辺りまで貼る。 5.3本目のテープも同じようにかかとからアキレス腱で交差するように、ふくらはぎの右側を通る形でまっすぐ膝の下辺りまで貼る。 6.3本のテープが交差している箇所の上から4本目のテープを貼る。 |
テーピングの際の注意点
テープを強く巻き過ぎないようにする
テープを強く巻いてしまうと血行が悪くなるなどの危険性があるので、テーピングの際には力加減に注意しましょう。
自分でテーピングをすることも可能ですが、間違った方法で行うとトラブルを招くこともあるので、特にテーピング初心者の方は、なるべく知識のある人に貼ってもらうことをお勧めします。
テープはまめに貼り替えるようにする
同じテープを長い間貼り続けていると、皮膚がかぶれてしまう可能性があり、衛生的にも良くありません。面倒かもしれませんが、テープはまめに貼り替えるようにしましょう。
テーピングにプラスして着用すると
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まとめ
この記事ではアキレス腱炎とはどのようなものか、テーピングはどんな時におすすめか、アキレス腱炎の時のテーピング方法、テーピングの際の注意点などについてご紹介しました。
テーピングはアキレス腱の痛みを軽減するだけでなく、怪我の予防や再発防止、応急処置にも使える方法です。
アキレス腱の痛みや不具合に悩まされている方はぜひテーピングを試してみてください。