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ふくらはぎサポーターはいる?いらない?その効果とは?
こちらのコラムは、R×L公式Youtubeチャンネルの動画『ふくらはぎのサポートはいるのか!?いらないのか!?』を一部編集してテキスト化したものです。
SNSでいただいた質問に対し、開発担当のR×L代表 武田が回答させていただいております。
3時間以上・30キロ以上のレースでは必ず着用
【質問】
「私は長い距離を走っている最中、後半になるとふくらはぎがつってしまうことがあります。R×Lのレーシングゲイターで足の不安はなくなるでしょうか?」
【回答】
レースの後半につるというこの苦しみは、私も何度も経験しています(苦笑)
私の場合は、3時間以上や30キロ以上のときは必ず使うようにしています。
ふくらはぎのサポーター使う人と使わない人は、レースの会場を見渡しても、かなり別れています。マラソン大会を見ていると最近は、トップの選手でもハイソックスやふくらはぎサポーターなど長いものを履く人が目立ち始めてますよね。
練習量の差なのか体質の差なのか具体的にこれという答えはありませんが、ふくらはぎサポーターがいらない人、嫌な人は必要ないと思っています。
ふくらはぎサポーターの効果とは?
ふくらはぎサポーターの効果は、ふくらはぎの筋肉を抑えて余計な筋肉の活動量を制限させることです。それによって筋肉を長持ちさせ、瞬発的に大きな力がかかるときに筋肉が横に膨らむのを抑え、縦方向の力にしっかり伝える機能があります。
正直に言うと、ふくらはぎサポーターを履いてもつることはあります。ただし、履くことでつりにくくなる可能性は非常に高いと思います。
脚がつらないための練習や体質を変えるために食事を変えたり、ミネラルを多く採ったりなどをしている方もプラスアルファの保険としてふくらはぎサポーターを使っていただければと思います。
医療用ストッキングにも使われるドイツの編み機と日本のノウハウにより完成
R×Lのふくらはぎサポーター「レーシングゲイター」は、皮膚に近い接地感で、尚且つ、ふくらはぎサポーターの中では珍しい左右・前後の形状が異なる作りになっています。
このレーシングゲイターを編んでいる編み機はドイツの医療用ストッキングの製造にも使われる機械です。入院した際に横になる時間が長い人に履かせる段階着圧のストッキングがあるのですが、それを作るために使っている機械になります。
医療現場でも認められた着圧感をスポーツに持ってきたのが、このR×Lのレーシングゲイターです。
手に取ったことがある人は分かりますが、非常に目が細かく編まれており、肌触りが滑らかで軽いのが特徴です。こだわりのナイロンで肌で包まれているような、肌で握られて、ふくらはぎを支えられているような感覚の履き心地を実現しています。
肌触りがなめらか、着用感が感じにくいナチュラルな履き心地ですが、着圧はかなりしっかりしています。それでいて、履くときはスムーズに履けるんです。
万が一35キロでつっちゃいましたとか、ヒルクライムの自転車のレースの途中でつっちゃいましたって時でもレーシングゲイターがサポートしてくれて、何とかいけるみたいな経験を私は何度もしています。
レーシングゲイターを履く際の注意点
履き口の後ろに「INSIDE」「BACK」「OUTSIDE」の表示があるので、これで前後・左右が分かります。間違いなく履くことによって、ふくらはぎの筋肉に沿ってピタッとなるので効果が出ます。
時々、前後逆に履いている人がいるんですよ。走っている最中はさすがに声かけられないので、スタート前とか間に合いそうな時は、それ前後逆です、左右逆ですとか私に言われたことがある方もいるんじゃないでしょうか?(笑)
質問の答えをもう一度言いますが、ふくらはぎサポーターいる?orいらない?で言うと
私は「30キロ以上3時間以上の時はいる」です。
皆さんどうでしょう?
ちょっと不安がある方は、ぜひ試してみてください。
ふくらはぎの問題は結構な確率で解決すると思います。
医療関係の方、立ち仕事が多い方にも使ってほしい
実はサッカー、フットボール用にストッキングの中に履くベージュのゲイターもあるのですが、これをコロナの大変な時期に医療関係の方にお配りしたことがあるんです。
その時、本当に喜んでいただいてて、立ち仕事が楽になったなど手紙やメール、SNSを通してたくさんのお礼をいただきました。
スポーツだけじゃなくて、少しでもそういうところにお力になれたのは、本当に嬉しかったことです。
医療関係の方にレーシングゲイターを贈ろうと思ったきっかけは2つあります。
一つは、マラソン大会のエキスポで「私、走らないんですけど立ち仕事なんで」と言って買っていく女性が結構多いんです。どんなお仕事なんですか?と聞くと9割ぐらいは看護師さんなんですよね。そういうのが頭にずっと残ってたこと。
もう一つは、サポートしている選手の中に消防隊の方がいて、その方から医療現場の状況を耳にしたからです。スポーツ選手だけじゃなく、その周りの方の力になれないかと思ったのがきっかけです。
脱ぎ方の注意点
上からくるぶしまで下げてから脱ごうとしても脱げません。レースでつらなかったのに、脱ぐ際に足をつってしまったという人もいらっしゃるようです。
ただしい脱ぎ方は、上側を裏返しにして、そのまま下に下げていき、引っ張ると脱ぎやすいです。